新製品「杭ナビショベル(MG)」のメーカー取り付け講習会に(株)神戸清光が参加。

2021年6月4日(金)、(株)トプコンソキアポジショニングジャパン((以下TPJと表記)による新製品「杭ナビショベル」の取り付け講習会に参加した。 同製品は杭ナビ(LN-150)との接続が可能なマシンガイダンス(MG)だ。 本記事では神戸清光が、i-Construciton関連製品を扱う様子をお伝えする。

メーカーの技術部から受ける講習で、神戸清光の技術力を磨く。

同講習会は、TPJの神戸トレーニングセンタ(神戸市西区)で実施された。
「『いじり倒せる』環境」を提供計画していることが、プログラムの特長でもある。
前半は座学、後半は実機を触ることで製品への理解を深めた上でユーザーへの提案を行うことを目指す。
当日は雨だったがTPJの技術部が講師として充実した研修を実施してくださったため、杭ナビショベルの理解をさらに深めることができた。
神戸清光がさらに品質の高いユーザー対応を提供することに繋がっていくだろう。

キャリブレーション方法について研修を受ける様子。

▲キャリブレーション方法について研修を受ける様子。

「杭ナビショベル」が役立つ。
——GNSSが使えない場所での施工時に。i-Constructionのスタートに。

トータルステーションでもなく、GNSSでもない。
杭ナビ(LN-150)をセンサーとして活用するマシンガイダンスが「杭ナビショベル」だ。
大きな特徴は「小型機でも装着可能であること」、そして「GNSSの影響を受けない」ということである。

実機を触り、センサー位置を確認する。

▲実機を触り、センサー位置を確認する。

GNSSを活用したMG・MCが普及するまでは、トータルステーションをセンサー部分とする形があった。
しかしトータルステーションでは、ダンプが多く通るような現場での活用が難しい。TSと重機が遮られてしまうからだ。 現在ではGNSS情報をセンサーとして、MG・MCが取り付けられている。だが、GNSSには弱点がある。 それは、都市部に多く見られるビルとビルの間にあるような現場ではGNSSの受信精度が悪いことだ。

トータルステーションのように接続を気にすることなく、GNSSの影響も受けない。
それが「杭ナビショベル」である。
下の比較表も参考にしていただきたい。

マシンガイダンス/マシンコントロール取り付け方法比較
別の現場にて、ライカのMGの取り付けを行う様子。

▲別の現場にて、ライカのMGの取り付けを行う様子。

神戸清光では「現場」でi-Construction関連製品の取り付けを行う。

神戸清光はトプコンだけでなく、ライカのi-Construction関連製品を扱っている。
販売だけでなく、レンタルも可能だ。
また、バックホーだけでなく、ブルドーザー・ローラーにも取り付け可能である。
ライカ社製のMGを小型機に取り付けた実績もあるため、困った際は是非ご相談いただきたい。

現場での取り付け作業を行うことも神戸清光の特長だ。担当者が現場を見ながら、最善の取り付け方法を提案する。ローカライズと取り付けを併せて行うため、装着後にすぐ現場での活用が可能となるのだ。

ライカのMGを現場で設定する。

▲ライカのMGを現場で設定する。


神戸清光の「カタログ情報ではなく、実機を触った上でユーザー対応を行う」というスピリットは、i-Construction関連製品にも当てはまる。
i-Constructionを始めたいときや、ステップアップを計画するときには神戸清光までご連絡いただきたい。


(株)神戸清光 広報担当 松本葵