世界初傾斜補正機能付きプリズムポール「AP20」の
製品研修会を神戸清光営業担当者が受講。

2022年7月15日(金)に神戸清光営業担当者が「AP20」の製品研修会を行った。
当日はライカジオシステムズ株式会社の中島氏と金氏に同製品の説明を行っていただく。

世界初傾斜補正機能付きプリズムポール「AP20」はどのような製品なのだろうか?

「AP20」は傾斜補正機能付きプリズムポールだ。
水平を保つ必要がないため計測箇所への柔軟性を高めることが出来る。

GNSS「GS18T」でも、傾斜補正機能の高さが評価されているが、
その技術がプリズムポールにも活用された印象だ。

高い品質のワンマン測量が可能となるだろう。

実際に「AP20」を使って計測を行う。

▲実際に「AP20」を使って計測を行う。

水平を保つ必要がないため、このように柔軟にプリズムを置くことが出来る。

▲水平を保つ必要がないため、このように柔軟にプリズムを置くことが出来る。

AP20の特長は「斜めでも計測可能」
「ミラー高を自動で認識すること」

ライカジオシステムズ株式会社社の中島氏はAP20について、
「『斜めでも計測可能』『ミラー高を自動で認識すること』が大きな特長です。」と話す。

斜めでも計測可能であることは、水平に合わせなくても計測が可能ということだ。
1ポイントで見れば数十秒~1分ほどの時間削減なのかもしれないが、複数ポイントが積み重なればその時間削減は大きくなる。

また、「ミラー高の自動認識もすごいんですよ。」と話す同氏。
ミラー高の手動入力は、ヒューマンエラーが起こりやすいフローの1つだ。
現場での再度計測の必要性、つまり業務効率の低下を引き起こす可能性がある。

業務効率が緻密に考えられた製品というのが、「AP20」に対する印象だ。
酷暑などの環境の変化によって、現場で計測する作業者への負担が大きくなっているが、
製品の据えやすさや再計測を減らすことが、そのような課題の解決にも繋がるのだろう。

様々な角度で計測が出来る。 また、タブレット上には画像と共にポイント名が表示される。

▲様々な角度で計測が出来る。
また、タブレット上には画像と共にポイント名が表示される。

水平を保たずに、計測したいポイントを押さえることが出来る。

▲水平を保たずに、計測したいポイントを押さえることが出来る。

例えば、名前を付けるなら「次世代ワンマンセット」。

AP20はライカ社のTSと接続することで使用可能だ。
ワンマン測量が出来るTSとリモートコントローラーは他社からも発売されているが、
AP20との違いはやはり、水平を保持するか否かという点だろうか。

他社のワンマン測量製品では、水平を合わせるということが手数になってしまう。
しかしながら、AP20では傾斜があっても計測が可能だ。
AP20での計測手数を1とするならば、他製品では1.5ほどに感じてしまう場合もあるかもしれない。

本製品は「次世代ワンマンセット」「チルトワンマンセット(斜めでも計測出来るワンマンセット)」と表現出来るのでは、と 神戸清光営業担当者とライカジオシステムズ株式会社の中島氏は話していた。

ライカジオシステムズ株式会社の金氏(左)と中島氏(右)。

▲ライカジオシステムズ株式会社の金氏(左)と中島氏(右)。

神戸清光営業担当者たち。 実際の製品を自身で触り、その知識をユーザーへアウトプットしていくことが強みだ。

▲神戸清光営業担当者たち。
実際の製品を自身で触り、その知識をユーザーへアウトプットしていくことが強みだ。

「AP20」も実機を見ていただきたい製品の1つ。

ある神戸清光営業担当者は、AP20の実機を見て「すげえ…」と思わず呟いていた。
カタログや動画で、斜めで計測出来るという本製品の特長を知っていたつもりでいたが、
やはり、実際の計測を体験してみるとそのイメージが、良い意味で生々しくなる。

また、GNSS「GS18T」で強く発揮されている高い傾斜補正機能がAP20でも活かされているように、
次はどのような製品に同社が持つ技術がどのように適用・活用されていくのかが非常に楽しみだ。

神戸清光営業担当者は自身も実機を通して、その製品の良し悪しを理解している。
スペック情報だけでなく、その自身の経験や感覚をユーザーへアウトプットしていることが強みだ。
是非、ご相談いただきたい。

(株)神戸清光 広報担当 松本葵