2026年5月22日、XGRIDS社の新製品であるLixel K2発表会を開催しました。 本発表会では、測量機器専門の販売店様10社14名にご参加いただき、あわせてXGRIDS社日本法人の担当者にもご出席いただきました。
当日は、XGRIDS社日本法人のご担当者より、日本法人設立の経緯および市場ニーズについてご説明いただきました。
続いて、弊社営業担当の岡本および松本より、Lixel K2の性能紹介に加え、同社が提供する点群処理ソフト「LixelStudio」の最新アップデート情報、さらに3DGS生成ソフト「LCC Studio」における新機能についてご紹介いたしました。あわせて、従来製品との違いや新たに搭載された機能についても詳しく解説しました。
Lixel K2 詳細ページを見る→https://www.kobeseiko.co.jp/xgrids/lixelk2.html
新製品Lixel K2は、Lixel Kitty K1の後継機として位置づけられ、従来モデルとの主な違いや進化点を中心に紹介が行われました。
Lixel Kitty K1 詳細ページを見る→https://www.kobeseiko.co.jp/lixelk1.html
まず見た目で分かる変更点として、LiDARユニットがわずかに傾斜した構造になっています。これによりLixel Kitty K1ではやや弱くなりがちだった足元や地面付近の情報が、Lixel K2ではより安定して取得できるようになり、結果として地面の取りこぼしが少なく、より均一で密度の高い点群生成が可能になっています。
Lixel Kitty K1もRTK連携やGCP活用によって絶対座標を扱えますが、RTKは追加モジュールでした。Lixel K2ではRTKが内蔵されています。
特筆すべき点として、カメラが機体正面にも配置されています。
Lixel Kitty K1では左右側面に配置されていたカメラですが、Lixel K2ではそれに加えて機体正面にもカメラが追加されています。
この構造により3DGSの生成品質が向上しており、専用機であるPortalCamと比べると、完全に同等ではないものの、Lixel Kitty K1、Lixel L2Proと比較するとより高品質な3DGSデータの生成が可能になっています。
進化したのは目に見えるところだけではありません。計測中に取得した点群にリアルタイムで色情報を付与し、Lixel GO上でカラー点群を確認しながらスキャンできるため、現場で品質やカバー範囲を即時に把握でき、撮り漏れや再計測のリスクを低減できます。
また、Lixel Kitty K1やLixel L2Proでは動的物体がそのまま記録されるため、計測直後のデータではノイズが目立ちます。Lixel K2ではリアルタイムでリアルタイムノイズ除去・動的オブジェクト除去が行われ、よりクリーンな点群を取得できます。
気になる精度面ですが、相対精度は±1.0cmへとわずかに向上し、点群の厚みも最大1cmに抑えられています。数値差は小さいものの、SLAM安定性やレベリング精度、ノイズ量や色の整合性の改善と相まって、総合的なデータ品質は向上しており、Lixel K2はLixel Kitty K1の正統進化モデルといえます。
実際にLixel K2で測定した点群データをご覧いただき、Lixel Kitty K1からの進化をご確認いただきました。
また、日本語対応したこともあり、今注目を集めているLixelStudioについての質問も数多く寄せられました。
LixelStudio新バージョンについて
LixelStudioのバージョン4では、ノイズ処理やフィルタリングの改善により輪郭表現とカラー再現性が向上し、点群品質と視認性が強化されています。
さらにUIやワークフローの整理と完全日本語対応により操作性が大幅に向上し、日本の平面直角座標系もソフト上で直接選択できるようになったことで、設定の簡略化と運用ミスの低減が実現されています。
高頻度でアップデートが行われるLCC Studioについても、新機能の使い方や実務における有用なポイントを中心に紹介しました。
「LCC Studio」における新機能
新拡張子lcc2ではさらなる圧縮が実現されており、弊社検証では従来のlccと比較して約82%のデータ削減が確認されています。
さらにレンダリングの軽量化や安定性が向上し、大規模データのロード時間短縮にも寄与しています。
加えてフライスルー動画の生成やAIによる空間認識機能にも対応し、無料版でもPLY出力が可能となっています。
今回の発表会では、新製品Lixel K2および関連ソフトウェアの進化ポイントについて紹介が行われました。今後も販売店各社と連携しながら、販売支援および市場展開の強化に努めてまいります。
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株式会社神戸清光レポート担当:走出(航)