神戸清光提供の体験会@和歌山県新宮市を実施!
DJI「Zenmuse L1/P1」「Matrice 300 RTK」編

2021年11月16日(火)に「Zenmuse L1/P1」「Matrice 300 RTK」の体験会を実施し、14社・23名のみなさまに参加いただいた。

本体験会は今回を含めて全3回、淡路・神戸・和歌山の3会場で開催予定だ。
2021年11月2日(火)@サンライズ淡路
(体験会の様子はこちら http://www.kobeseiko.co.jp/ksi_report07.html
2021年11月16日(火)@和歌山県新宮市
2021年11月19日(金)@トプコン神戸トレーニングセンター

本記事では第2回目となる和歌山県新宮市で11月16日(火)に開催された体験会の様子をみなさまへお伝えする。

神戸清光提供で行われた本体験会では、DJI JAPAN様、SB C&S様、福井コンピュータ様、トプコン様、貴志工業新宮様(順不同)にもご協力いただいた。
また、重機と会場の提供には 中川建設様にご協力いただいた。
単なる製品の体験だけでなく、メーカーとユーザーに接点をもっていただける機会を提供できるのも私たちの強みだ。

製品の説明を行う神戸清光担当者。

▲製品の説明を行う神戸清光担当者。

参加者が驚く、「Zenmuse L1」のスキャン。

DJI「Zenmuse L1/P1」の登場以降、実機をユーザーに見ていただける機会が徐々に増えてきている。
私たちが特にユーザーからの反応の良さを感じているのが「Zenmuse L1」だ。
L1はレーザースキャナであり、「Matrice 300 RTK」に装着して使用する。

このL1の実機を見たユーザーの多くが、短時間で広範囲の計測が行えること・地表面がしっかり撮れていることに驚く。

参加者からは、

「すごく簡単に点群が取れるのが良かった」

「L1を使う事で地表面が簡単に取れるので山間部の測量が変わる」

「P1を使う事によって上空からでもきれいな写真が撮れる事にびっくりした。」

といった声が聞かれた。
また、他社の同様の製品と比較したときのデータ取得の簡単さを実感する参加者も多い印象であった。

SB C&S様からは次世代通信技術のバックアップを。
本体験会では、メーカーとユーザーの接点が生まれる。

本体験会の強みは前回の体験会と同様、製品だけでなくメーカーの人間とも接点を持っていただけることだ。
SB C&S より長谷川氏にもお越しいただき、ドローンパートでは強力なお力添えをいただく。
同社から提供される高精度測位サービス「ichimill(イチミル)」によって、安定した計測が可能だ。

機体本体の活用方法だけでなく、例えばこのような機体と高精度測位サービスの相性も神戸清光では日々の実証実験により把握をしている。

これもまた、神戸清光のノウハウの蓄積となるのだ。

参加者への挨拶を行う SB C&S 長谷川氏(右端)

▲参加者への挨拶を行う SB C&S 長谷川氏(右端)。

プロポの画面をシェアしやすいように会場を設営する。

▲プロポの画面をシェアしやすいように会場を設営する。

―山間部の多い地域こそ、「L1/P1」の活用を。

今回の体験会を主導したのは、神戸清光 和歌山支店の岡本だ。彼は、山間部の多い地域こそ「L1/P1」を活用することが有効だと考える。
本体験会を実施した和歌山県のように山間部の多い地域において、山の測量が大変な作業であることを度々感じてきたという。
しかし、今回体験頂いた「Zenmuse L1/P1」「Matrice 300 RTK」の活用により、革新的に作業の効率を上げることが出来ると本製品の発売当初から確信をしている。

また、災害が発生する度に行わる堆積土砂の土砂管理においても河原の砂利の体積データ作成が簡単に行えるとも考えている。

また本体験会にご協力いただいた 貴志工業新宮(株)の江崎氏からは、
「製品の使用用途に幅広い可能性が感じられた。そして何よりも、新しい商品を実際にご覧頂けて良かった。」という思いが語られた。

革新的であり、活用方法が多岐に渡るのが本製品の特長だろう。
岡本は、それを参加者へしっかりと伝えることができたことが本体験会の成果だと話している。

中には既にDJI「Phantom 4 RTK」を使用しているユーザーもいた。

▲中には既にDJI「Phantom 4 RTK」を使用しているユーザーもいた。

操作方法だけでなく、機体の扱い方にもノウハウが必要だ。

▲操作方法だけでなく、機体の扱い方にもノウハウが必要だ。

―実機を見て、現場を想像してほしい。

神戸清光では、本イベントのような体験会だけでなく個別でのデモも実施している。

購入までのプロセスだけでなく、購入後の製品活用のためのノウハウ提供も重要だと考えており、
そのノウハウの蓄積はユーザーとの関係性が育む。そして、同時にメーカーとの関係性が育むものでもあるのだ。

本体験会では、ユーザーと私たち神戸清光とメーカーの繋がりを感じることが出来た。
何が起こるか分からないことを痛感させられた数年だったが、こういった機会の提供を続けていくことは私たちの士気にも繋がるだろう。

(株)神戸清光 広報担当 松本葵