ライカ モバイルセンサープラットフォーム「Pegasus:Backpack」 | トータルステーション・3次元レーザースキャナー・UAV(ドローン)・CAD・GISなど測量機器販売・レンタル・修理の専門商社株式会社神戸清光

ライカ モバイルセンサープラットフォーム「Pegasus:Backpack」

ライカ Pegasus:Backpackは、ユニークなウェアラブル(着衣可能)のセンサープラットフォームで、移動体計測機器、カメラ、レーザープロファイラーを搭載しています。カーボンファイバーにより軽量化を図り、人間工学に基づいて設計された非常にコンパクトで屋内、屋外、地下など計測場所を選ばないマッピングツールです。

ライカ モバイルセンサープラットフォーム「Pegasus:Backpack」

製品の主な特徴

  • 屋内外のマッピングを1つのシステムに統合
  • キャリブレーション済みの画像データとレーザー点群データを同時取得
  • 長い作業にも耐えうる人間工学に基づいた設計と超軽量カーボンファイバー製
  • 最大6時間動作(オプションのバッテリーパック使用時)
  • 600,000点/秒の2台のプロファイラー、それぞれ計測距離50m、16方向
  • 4MBカメラ6台を使用して360度 x 270度の広範囲をカバー
  • 輸送ケース1つに入るポータブルなシステム(システム重量13kg)
  • 各種解析ソフトに対応した高い後処理能力

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ライカ モバイルセンサープラットフォーム「Pegasus:Backpack」 製品詳細

屋内外計測のためのプロフェッショナルツール

Pegasus:Backpackはハードウェアだけではなく、屋内・屋外で得たデータを効率的にプロフェッショナル仕様の書類を作成するツールまで提供します。Pegasus:Backpackは各センサー間のレジストレーションが常に一定に保たれる設計のため、迅速なデータ取得が可能で、頻繁にアップデートが必要な進行中のプロジェクトシーン計測に最適なデザインです。ポータブルな機材はデータ取得の機会を逃しません。

例えば飛行機で移動する際は手荷物として預け、現場でPegasus:Backpackを背負ってデータを取得、そしてまた、次の現場へ移動します。他のPegasusシリーズ製品同様、移動体計測データを外部センターと同期し利活用するための外部トリガーとシンクポート出力を標準で搭載したセンサープラットフォームです。

屋内、屋外、地下、計測場所を選ばないマッピングツール

進行中の現場をBIM/CIMデータとして管理したいという要望は、Leica Pegasus:Backpackにより実現します。画像データと点群データを同時に取得することによる現場可視化・計測機能および取得時間の同期・管理により、BIM/CIMとしての完全なライフサイクル管理が可能になります。

SLAM(Simultaneous Localization and Mapping:ローカリゼーション/マッピング同時処理)テクノロジーと高精度なIMU(Inertial Measurement Unit:慣性計測装置)を搭載しており、GNSSによる位置情報が得られない屋内でも最新技術により高精度の位置・姿勢情報を得ることができます。

Leica Pegasus:Backpackであれば、車両によるアクセスに制限のある歩道やビルの谷間、屋内や地下のインフラ設備でもプロ仕様のデータを得ることが可能です。360度の全天球画像ビューとレーザープロファイラーにより全周囲のデータを計測することで、計測現場に戻るような二度手間はありません。オペレータはタブレットでリアルタイムデータを確認することができ、無駄のない作業を進めることができます。

Leica Pegasus:Backpack 主な特長

  • 屋内外のマッピングを1つのシステムに統合 – 場所を選ばない
  • キャリブレーション済みの画像データとレーザー点群データを同時取得 – 簡単なオペレーション
  • キャリブレーション済みレンズによる全天球ビュー
  • 追加センサー用の外部トリガーアウトプットおよび外部タイムスタンプ
  • 照度計センサーによるイメージデータ取得時の輝度・バランス自動コントロール機能
  • Esri® ArcGIS for Desktopとの互換性
  • 画像から、あるいは画像と点群データと連動し対象となる3Dデータを取得・編集
  • データ量 – 高い精度を保ちつつ、プロジェクト管理と後処理に適したバランスのとれたデータ量
  • 長い作業にも耐えうる人間工学に基づいた設計と超軽量カーボンファイバー製
  • タブレットに計測結果をリアルタイムに表示
  • 最大6時間動作(オプションのバッテリーパック使用時)

Leica Pegasus:Backpack ハードウェアの特長

  • 600,000点/秒の2台のプロファイラー、それぞれ計測距離50m、16方向
  • 業界最大のCCDピクセルサイズ – 5.5 μm x 5.5 μm
  • 4MB カメラ x 5台を使用して360度 x 200度の広範囲をカバー
  • 計測距離に応じてデータ取得間隔の調整が可能
  • NovAtel ProPak6™ は、最新で洗練された精確なGNSSレシーバーと様々なシーンで信頼性が実証済みのIMUと共に移動体位置姿勢を解析。GNSSの10秒の寸断後でも20mmRMSの高精度データを取得
  • Lバンド、SBAS、QZSSのトリプルバンドでの最新のマルチビームによるSLAMアルゴリズム
  • 高精度INS が位置、速度、高度、方向を 200 Hz のデータレートで提供
  • 輸送ケース1つに入るポータブルなシステム(システム重量13kg)
  • バッテリーベース – ホットスワップが可能なバッテリー4つを使用
  • 工業用マルチコアPC、1TB SSD、USB3インターフェース、さらにUSB、イーサネット、およびバッテリーからタブレットへのワイヤレス接続

Leica Pegasus:Backpack ソフトウェアの特長

  • データの取得中でもシェープファイルでの点群取得、対象の追加が可能
  • 様々なCADシステム(DWG, DXF, SHP, GDB, DGN, E57, HPC, LAS, PTS, NMEA, KMZ)へのエクスポート機能
  • 半自動データ抽出ツール
  • 画像による特定対象物への高速ナビゲーション
  • 画像と点群データが常に同期 – マウスカーソルにより選択した両データは継続的に「スナップ」
  • 精確な計測を行うレーザー点群への高速アクセス
  • 画像ステレオ立体視による3D計測技術
  • 陰になった点や計測できない点も写真測量の処理で取得可能
  • データ取得中は GIS ユーザーインターフェースベースで現在地を表示
  • データ取得中はすべてのカメラ、およびレーザー点群のライブ映像を同時に表示
  • データ取得モジュールによりGNSSの取得状況を表示
  • データ取得中のシステム状況をライブで監視

Leica Pegasus:Backpack ソフトウェアのメリット

  • 特定のターゲットへ移動が迅速な画像ベースによるナビゲーションをしながらレーザー点群精度を達成
  • モバイルマッピングで空間情報をデジタル化
  • 初心者には親しみやすさ、上級者には高度な機能を提供
  • フレキシブル – 比較的要求精度の低いGISニーズから高精度移動体計測に対応
  • データ収集時間を短縮
  • 高いデータ取得効率
  • 高い後処理能力
  • ライセンス管理 – 機能限定で閲覧機能に特化したフリービューワーと解析処理用のフルライセンスEsri® ArcGIS for Desktopとの互換性
  • Esri® 関連のプラットフォームを活用することによるデータ互換性により、スモールオフィスからエンタープライズまで様々なサイズのビジネスをサポート

Leica Pegasus:Backpack 紹介動画

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