見た目の通り、既存のLixel K1の後継機種となる。
全体的なフォルムや雰囲気はLixel K1をそのまま継承している印象だが、機体の大きな変更点は3つ。
・オプションキットだったRTKアンテナが内蔵された。
・左右2つの高画質レンズに加え正面にもカメラレンズが配置。計3つの高画質レンズが搭載された。
・LiDAR装置がはじめから15°傾いた状態で配置された。
また、今回のK2の発売に合わせ、付属の点群処理ソフトLixel Studioもバージョンアップされ、これまでと比較してもさらに点群のクオリティが向上している。
K2に搭載されているLiDARは最大100m程度までの有効点群距離を持ち、地上をただ歩いてスキャンしただけにも関わらず、電柱や建物はもちろん周辺の森林の状況まで点群化できている。
点群上に表示されている白い球が軌跡上で自動的に撮影された360°写真の地点。
白い球をクリックすると、その位置からの360°写真が確認できる。
マンホールの模様もこの通り。
360°写真の背景に点群が重なっているため、写真をピックするとその場所の座標が取得できる。
今回のスキャンでは側溝部分のスキャンには意識を向けれていなかったのだが、
結果的に意外としっかりと側溝の形状が捉えられていた。
側溝部分の断面。底部分まで点群が取得できている。
今回は側溝内側(車道側)の点群が薄かったが、意識的にスキャンすれば充分形状を取得できそうだ。
この側溝付近のシーンで既存のLixel k1との違いを大いに実感した。
左がLixel K1、右がLixel K2
先述の通りK1とK2の違いの一つとしてLiDARの配置の違いが挙げられる。
K1は半球状のLiDAR装置が水平なのに対して、K2は15°前方に傾いている。
下記の画像のように、もともとK1とK2に共通で搭載されているMID360というLiDARはその特性上、
半球状のLiDARの下半分にはレーザーが出ていない。
機体に対して水平に配置されているK1では、計測時に地面の点群を取得するために機体を15°傾けてスキャンすることが推奨されているが、計測中にその傾きを意識することがなかなか難しかった。
さらに機体のIMUの精度確保のために機体が20°を超えるとアプリでアラートが表示されるため、計測時の傾きの調整が割とシビアだったのだが、K2については機体を真っすぐ持つだけでしっかりと地面もスキャンできる仕様になった。
筆者として、ここは非常に大きなメリットに感じる。
XGRIDSから2026年5月に発表された新製品Lixel K2を使って点群テストスキャンを実施しました!
以上が弊社のLixel K2ファーストスキャンテストの速報レビューとなる。
次回は最も期待が高いLCCStudioによる3DGSのクオリティ比較をレポートしようと思う。
XGRIDSの他機種との比較レポートも予定しているのでお楽しみに。
こちらの記事で当製品に興味を持っていただけたら弊社ホームページよりお問合せください。
デモのご依頼も大歓迎です。
株式会社神戸清光 記事担当:松本
XGRIDS Lixel K2とは ?
「軽量・高速・高精度・3DGS対応」を実現した次世代SLAMスキャナーです。
XGRIDS Lixel K2は、LiDAR・カメラ・RTKを搭載した軽量ハンディ型3Dスキャナーです。
歩きながら空間を高精度に3D計測でき、点群・3DGS・デジタルツイン用途に対応します。
土木計測、文化遺産保存、工場設備管理、備蓄物の体積計測など、
さまざまな3D空間データ取得において高い性能を発揮します。
XGRIDS Lixel K2|軽量ハンディ3Dスキャナー|LiDAR SLAM・3DGS・Scan-to-BIM対応 製品ページ
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