DJI製空中撮影UAV（ドローン）「Matrice600」 | トータルステーション・3次元レーザースキャナー・UAV（ドローン）・CAD・GISなど測量機器販売・レンタル・修理の専門商社株式会社神戸清光

Matrice600はモジュール構造を採用しており、簡単にセットアップすることができます。さらに、防塵型モーターシステムによりメンテナンスが容易になり、強化された冷却システムが長時間の安定飛行を実現します。

Matrice600はZenmuseカメラやジンバルと互換性があり、最大ペイロードは6kgまで可能です。これによりRonin-MXとマイクロフォーサーズからRED Epicまで多様なカメラが搭載することができます。

標準のZenmuse X3から高画質カメラのZenmuse X5、空中赤外線撮影が可能なZenmuse XTなどのカメラや3軸の安定で携帯できるRonin、Z15などのジンバルシステムに対応しています。

【対応機種】Zenmuse X3・Zenmuse X5シリーズ、Zenmuse XT、Ronin-MX、Zenmuse Z15シリーズHD ジンバル: Z15-A7・Z15-BMPCC・Z15-5D III・Z15-GH4

Matrice600は、正弦波を使用したインテリジェントESC（速度制御コントローラー）を搭載し、正確性・安全性・効率性が向上しました。

また、A3のフライトシステムは搭載重量に応じて自動的にフライトパラメーターを調整します。A3は2組のGNSS（衛星測位システム）とIMU（慣性計測装置）の追加キットによりA3 Proにアップグレードすることも可能で、D-RTK GNSSを使用すれば、さらなる飛行精度の向上も実現します。（※A3 ProとD-RTK GNSSは別売りです。）

Matrice600の飛行時間は従来モデルより向上しており、モニタリングや収録用に最大3.5kmのほぼ遅延のないHD映像の伝送を可能にします。

また、6つの小型DJIインテリジェントバッテリーを使用することで輸送や携行を容易にしていおり、カスタマイズ可能なバッテリーマネージメントシステムと給電システムにより、ボタン1つで6つのバッテリーを起動することができます。

もし1つのバッテリーに異常が発生した場合も墜落することなく飛行が可能で、飛行中はリアルタイムでバッテリーステータスを確認できます。

機体操作と映像伝送が同時に行えるDJI Lightbridge2は、テレビ放送にも対応できるよう設計されており、高いフレームレートでの映像出力やHDでのライブストリーミングが可能です。USB、mini-HDMI、3G-SDIポートにより1080p/60pの出力に加え、テレビ中継仕様の720p/59.94fpsや1080i/50fpsの出力にも対応しています。

Matrice600は、DJI GOとDJI Assistant 2の2つのアプリケーションに対応しています。

DJI GOではHDライブビュー、バッテリーステータス、冗長化ステータス、映像伝送ステータスなどを確認できます。また、Zenmuse Xシリーズのシャッタースピード、ISO、写真・動画撮影ボタンなどを操作可能で、X5/X5Rカメラのリモートフォーカスや絞りの調整にも対応しています。

DJI Assistant 2はファームアップや新開発のグランドステーションに対応しており、フライトシミュレーターが内蔵されています。

Matrice600は、DJIオンボードSDK（ソフトウェア開発キット）やモバイルSDKと互換性があり、産業用途でのソフト開発に対応しています。デュアルのCANとAPIポートを搭載しているため、ガイダンスセンサーやRTK GNSSユニットなどDJI製のデバイスやサードパーティー製のセンサーを搭載可能です。

DJI開発者用ページ（DJIのサイトが開きます）